【レビュー】ハードテイルvsフルサスvs29er vs 27.5 vs 27.5プラス【自己満】 [マウンテンバイク]
※MTB3年目のワタシが4種類のMTBを乗り比べして思ったこと書きなぐっております。
なにを買うか悩んでる人の役にたてるといいな。
jamis dragonslayer pro 27.5plus 買っちゃいました。
○シチュエーション
つるつる温泉から、自転車を走らせ、舗装路をひたすら上り、途中から登山道を更に登り、日の出山山頂へ行き、
金比羅尾根経由でダウンヒル。
ダートの状態は良好ながらも、木の根っこ、剥き出しの岩、そして、左右どちらかは崖と、気を抜けないコース。
関係ないけど、その日は気温はおよそ30°今年初の夏日で老体に鞭を打って遊んできました。
以下の四台を乗り比べっす。
○29erフルサス(アルミ、クロカン)
○27.5フルサス(カーボン、フルスペック、オールマウンテン)
○27.5ハードテイル(クロモリ、オールマウンテン)
○27.5plusハードテイル(クロモリ、トレイル)
以下、インプレッション(独り語り)
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○ドラゴンスレイヤー27.5+
ハードテイル ヘッド角68°
タイヤが糞重めぇ!!!(空気圧パンパン、チューブレスにしても変わらない…)
舗装路はマジ地獄!(ロードバイクにくらべて)
登りではいつもおいて行かれます。。
しかし!
空気圧を1bar前後にしてダートに入ると、地面に吸い尽く様なグリップで最高に楽しいです。
29erの外周と同等と言われているけど、タイヤをひしゃげて走らせる分、タイヤの転がりは27.5に近いと思います。
だけど、27.5のクイックなハンドリング(逆に言うなら不安定)がなくなり、とても安定感のあるハンドリング。
レビューなんかで、29erはもっさりとか書いてるけど、里山で下りを楽しむ位の速度なら、クイックなハンドリングなんていらないです。
ちょっとしたキッカケでハンドルとられて冷や汗出るだけですよ(笑)
他にも、タイヤボリュームのおかげで、かなりクッション性が良く、ハードテイルなのに内蔵に優しいです。
登りも下りも圧倒的なグリップとクッション性で、ルートを選ばず、ただペダルを回すだけでグングンと登り、ドンドン下れます。
26ハードテイル(カーボン、クロカン)の時は、気を使わないと登れなかった様な登りもマジ余裕っす。
ヤバいところは押します(笑)
とは言え漕ぎ出しの軽さは無いですよ。29erより確実に重いです。
極限を求めず、ルーズに楽しく走りたい人はこれできまり。
ハードテイルなら、機材に気を使うことも少ないとおもいます。
フロントシングル32丁ながら、12s(10~50丁)なので、オールラウンドで使えます。
まぁワタシは相撲取り体型の貧脚なので、2×10~11sのほうがあってるかも(笑)
でも買って良かった~。(笑)
○サルサspearfish 29er
フルサス、エンデューロ、アドベンチャー、ヘッド角71°
前100後80の絶妙のストロークで、ダートを舐めるように走る事ができました。
舗装路では、良く転がりホイールとタイヤの重さは気になりません。
ただ、ダートでは27.5+より操っている感覚が少なく、バイクに乗せられている感じでした。(安定感はずば抜けて良いです。)
複雑なリヤサスユニットはいらない!
完全自走タイプの人はコレできまり。
普通に100キロ走れると思います。
できることなら、ハードテイルの29erも乗ってみたい。
フルサスだから、ヘッド角が立ち気味でも下りが怖くないのか、29erだから怖くないのか知りたいところ。
○stampjumper fsr 27.5
フルサス、オールマウンテン、ヘッド角67°
カーボンのすごい奴。
前150後100のストロークで走れない道はなし。
登りも下りもハードテイルより一枚も二枚も上手でした。
ただし、この手のフルサスMTBのおいしいところを使い切るには、道の狭い里山トレイルでは物足りないとおもいます。
27.5なので、少しだけハンドリングに神経を使う時もありましたが、体は疲労は一番少ないです。
このバイクはフルサスの中でも上位に入る実力をもったバイクですが、その分値段が高いです…(70万円らしい)
乗り手もすごいとバイクが突き刺さります。(笑)
○ragley bluepig 27.5
下り系オールマウンテン、クロモリハードテイル、ヘッド角64°
こいつに下れない崖はない!
多少のオーバースピードでも、勢いで何とかなってしまう(笑)
友人がこのバイクに乗り換えて、いきなり下りが上手くなってました。。
ワタシの方が下りは得意だったのですが、正直、抜かされました。。。
ネガティブな部分は
登りのロントの接地感が薄めなのと、
クロモリだけと、やはりハードテイル 段差は内蔵に来ます(笑)
登りがチトキツそうな?!
○総括
里山トレイルでどれが最強?!
だらだら書いてきましたが、じゃあ一択ならどれよ?
って感じですよね。
○あなたが若いなら、
下り系オールマウンテンのハードテイル一択です。
底なしの体力があるうちに乗らないと勿体ない!
タイヤサイズは27.5
下りでスリルを感じる度に、自転車が上手くなると思います。
○あなたが裕福であるなら、
オールマウンテンもしくはクロスカントリーのフルサス一択です。(ただし高級品に限る。)
やはり、フルサスのネガは重さだと思います。
同じ値段なら、ハードテイルの方が軽くて装備はいいので、みんな悩むと思います。
しかしそれは庶民の悩み。
妥協して買うフルサスなんていらぬのです。
最低でも50万円以上のフルサスであればフルカーボンで軽くて装備も良し!
さらに下手くそなら27.5+できまり!
○あなたが40才に近く、庶民なら、
27.5プラスのトレイル系ハードテイル一択です。
さらに身長と足があるなら、29erプラスが最強なはず!?
フレームの素材なんて関係ありません。
クロモリたからどうとか、アルミだからどうとか、もう無視していいです。
プラスのセミファットタイヤであれば、フレーム素材なんか関係ないです。
そして、セミファットタイヤを選択したことで、重さも無視していいのです。
ロードバイクで取り憑かれた軽量化の概念からおさらば!
20万円クラスのバイクを買えば何にも後悔しないと思います。もちろんドロッパーシートポストはつけてください。
やっぱ楽ですよ。
ドロッパーシートポストは、まともであれば安いので十分です!
○完全自走をめざす人なら、
舗装路もダートもトコトン走りたい人は
29erしかありません。
フレームはクロカン系が良いでしょう。
ハードテイルなのかフルサスなのか、、
それはお金と相談になるとおもいますが、妥協してフルサス買うなら、その金でハイスペックハードテイルを買う方がいいと思います。
以上、レポっす。
なにを買うか悩んでる人の役にたてるといいな。
jamis dragonslayer pro 27.5plus 買っちゃいました。
○シチュエーション
つるつる温泉から、自転車を走らせ、舗装路をひたすら上り、途中から登山道を更に登り、日の出山山頂へ行き、
金比羅尾根経由でダウンヒル。
ダートの状態は良好ながらも、木の根っこ、剥き出しの岩、そして、左右どちらかは崖と、気を抜けないコース。
関係ないけど、その日は気温はおよそ30°今年初の夏日で老体に鞭を打って遊んできました。
以下の四台を乗り比べっす。
○29erフルサス(アルミ、クロカン)
○27.5フルサス(カーボン、フルスペック、オールマウンテン)
○27.5ハードテイル(クロモリ、オールマウンテン)
○27.5plusハードテイル(クロモリ、トレイル)
以下、インプレッション(独り語り)
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○ドラゴンスレイヤー27.5+
ハードテイル ヘッド角68°
タイヤが糞重めぇ!!!(空気圧パンパン、チューブレスにしても変わらない…)
舗装路はマジ地獄!(ロードバイクにくらべて)
登りではいつもおいて行かれます。。
しかし!
空気圧を1bar前後にしてダートに入ると、地面に吸い尽く様なグリップで最高に楽しいです。
29erの外周と同等と言われているけど、タイヤをひしゃげて走らせる分、タイヤの転がりは27.5に近いと思います。
だけど、27.5のクイックなハンドリング(逆に言うなら不安定)がなくなり、とても安定感のあるハンドリング。
レビューなんかで、29erはもっさりとか書いてるけど、里山で下りを楽しむ位の速度なら、クイックなハンドリングなんていらないです。
ちょっとしたキッカケでハンドルとられて冷や汗出るだけですよ(笑)
他にも、タイヤボリュームのおかげで、かなりクッション性が良く、ハードテイルなのに内蔵に優しいです。
登りも下りも圧倒的なグリップとクッション性で、ルートを選ばず、ただペダルを回すだけでグングンと登り、ドンドン下れます。
26ハードテイル(カーボン、クロカン)の時は、気を使わないと登れなかった様な登りもマジ余裕っす。
ヤバいところは押します(笑)
とは言え漕ぎ出しの軽さは無いですよ。29erより確実に重いです。
極限を求めず、ルーズに楽しく走りたい人はこれできまり。
ハードテイルなら、機材に気を使うことも少ないとおもいます。
フロントシングル32丁ながら、12s(10~50丁)なので、オールラウンドで使えます。
まぁワタシは相撲取り体型の貧脚なので、2×10~11sのほうがあってるかも(笑)
でも買って良かった~。(笑)
○サルサspearfish 29er
フルサス、エンデューロ、アドベンチャー、ヘッド角71°
前100後80の絶妙のストロークで、ダートを舐めるように走る事ができました。
舗装路では、良く転がりホイールとタイヤの重さは気になりません。
ただ、ダートでは27.5+より操っている感覚が少なく、バイクに乗せられている感じでした。(安定感はずば抜けて良いです。)
複雑なリヤサスユニットはいらない!
完全自走タイプの人はコレできまり。
普通に100キロ走れると思います。
できることなら、ハードテイルの29erも乗ってみたい。
フルサスだから、ヘッド角が立ち気味でも下りが怖くないのか、29erだから怖くないのか知りたいところ。
○stampjumper fsr 27.5
フルサス、オールマウンテン、ヘッド角67°
カーボンのすごい奴。
前150後100のストロークで走れない道はなし。
登りも下りもハードテイルより一枚も二枚も上手でした。
ただし、この手のフルサスMTBのおいしいところを使い切るには、道の狭い里山トレイルでは物足りないとおもいます。
27.5なので、少しだけハンドリングに神経を使う時もありましたが、体は疲労は一番少ないです。
このバイクはフルサスの中でも上位に入る実力をもったバイクですが、その分値段が高いです…(70万円らしい)
乗り手もすごいとバイクが突き刺さります。(笑)
○ragley bluepig 27.5
下り系オールマウンテン、クロモリハードテイル、ヘッド角64°
こいつに下れない崖はない!
多少のオーバースピードでも、勢いで何とかなってしまう(笑)
友人がこのバイクに乗り換えて、いきなり下りが上手くなってました。。
ワタシの方が下りは得意だったのですが、正直、抜かされました。。。
ネガティブな部分は
登りのロントの接地感が薄めなのと、
クロモリだけと、やはりハードテイル 段差は内蔵に来ます(笑)
登りがチトキツそうな?!
○総括
里山トレイルでどれが最強?!
だらだら書いてきましたが、じゃあ一択ならどれよ?
って感じですよね。
○あなたが若いなら、
下り系オールマウンテンのハードテイル一択です。
底なしの体力があるうちに乗らないと勿体ない!
タイヤサイズは27.5
下りでスリルを感じる度に、自転車が上手くなると思います。
○あなたが裕福であるなら、
オールマウンテンもしくはクロスカントリーのフルサス一択です。(ただし高級品に限る。)
やはり、フルサスのネガは重さだと思います。
同じ値段なら、ハードテイルの方が軽くて装備はいいので、みんな悩むと思います。
しかしそれは庶民の悩み。
妥協して買うフルサスなんていらぬのです。
最低でも50万円以上のフルサスであればフルカーボンで軽くて装備も良し!
さらに下手くそなら27.5+できまり!
○あなたが40才に近く、庶民なら、
27.5プラスのトレイル系ハードテイル一択です。
さらに身長と足があるなら、29erプラスが最強なはず!?
フレームの素材なんて関係ありません。
クロモリたからどうとか、アルミだからどうとか、もう無視していいです。
プラスのセミファットタイヤであれば、フレーム素材なんか関係ないです。
そして、セミファットタイヤを選択したことで、重さも無視していいのです。
ロードバイクで取り憑かれた軽量化の概念からおさらば!
20万円クラスのバイクを買えば何にも後悔しないと思います。もちろんドロッパーシートポストはつけてください。
やっぱ楽ですよ。
CRANK BROTHERS(クランクブラザーズ) 自転車用 サドル高調整 ピラー ハイライン ドロッパー リモコン付き シートポスト
- 出版社/メーカー:
- メディア: スポーツ用品
ドロッパーシートポストは、まともであれば安いので十分です!
○完全自走をめざす人なら、
舗装路もダートもトコトン走りたい人は
29erしかありません。
フレームはクロカン系が良いでしょう。
ハードテイルなのかフルサスなのか、、
それはお金と相談になるとおもいますが、妥協してフルサス買うなら、その金でハイスペックハードテイルを買う方がいいと思います。
以上、レポっす。
歳くってて庶民以下の場合、どうしたらいいんですか?
by トレイルの変態 (2018-05-17 20:11)
コメントどもです。
そんなときは型落ちのアルミHT 27.5+で決まりっす。
10万位で買えるはず?!
by パンダ (2018-05-17 22:58)